小説

□・Standing with you
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――俺は何時だってお前とこうして並んで立っている事を望むよ。








『Standing with you』






厳かな新年の朝日を数時間前に拝み終えた俺は騒がしい人混みに紛れて佇んでいた。新年、元日ともなれば人々が集まる所は決められている。福袋を販売するデパート、お年玉を貰いに親戚の家。
そして最も人々がやってくる初詣。俺は正にその場にいる訳だ。想い人を待ちながら。
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