小説

□・花開くまで
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好きだよと何度言っても相手にして貰えない。冗談だとしか思っていないのだ。こんなこと今まで経験が無いから、千石はどうしていいのか解らない。目を見つめて好きなんだと言えば、今までの相手は頷いてくれた、
しかし南は意にも介してくれない!

(あ〜南のバカ〜)

今度はがしがしと頭を掻く千石。クラスメイトが奇異な目で見ていても気付かない。

(あ〜〜もう頭ぐちゃぐちゃ…)
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