小説

□・My song for you
3ページ/8ページ





丸井君、遊びに行かない?という誘いを俺はあっさり断った。そいつはクラスで一番可愛いって評判の女子で、確かにちょっと前の俺ならOKしてたかもしんないけど、もう今は興味無い。

「何で?今日何かあるの?」

拗ねた様に訊いてくるそいつに俺は言い放って、教室を飛び出した。



「今日真田の誕生日なんだ!!」



そう、今俺が一番好きな奴の誕生日なんだぜ?遊びになんか行ってる場合じゃないだろぃ。



人波を走り抜けてもうすぐ。


『おめでとう』と『愛してる』を君に!!







.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ