小説

□・背中
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ジタバタ手足を動かして暴れるパパの姿がおっかしくて、しょうがないから優しい俺は体勢を変えてあげたよ、ちゃんとね。


「ばっ…!人の上で横になるんじゃねえ!!」

「なんか亀の親子みたくね?」



笑いながら、俺はパパの背中に顔を押し付けて目を閉じた。


背中から伝わる体温が愛しくて、ちょーっと泣いたのは秘密だかんね!







END
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