小説「湊の生涯」H2編

□第5話
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ヘ「お前達6人で我に勝てれば、この2人を返してやろう」

佐「島!大竹!」

なんと2人はヘルナイトに捕まっていたのだ。

比「湊と島と大竹にこんな事しやがって、許さねぇ!」

ヘルナイトと比呂達6人の戦いが始まった。他の野球部員は、ただ6人を、見守るしか出来なかった。

ヘ「お前達は弱い、その女を倒せば我が弱点は無くなる」

柳「古賀さんに有って、他の皆にはない…あ!光」

佐「確かに、光は古賀さんしかない」

ヘルナイトは闇属性。なので、6人の中で唯一光属性を持つ古賀が倒れると苦戦を強いられる。しかも、古賀は闇に弱い…

ヘ「ネガティブゲイト!」

古「きゃぁ」

古賀大ダメージ。片山は、闇を100%無効化するので、無傷。

片「フリーズランサー!」

佐「シリングフォール!」

ヘ「こざかしいわ!エンシェントノヴァ!…どわ」

野「させねぇぞって遅かった…」

比「いて」

比呂は、火属性に耐性を持つので、余り喰らってない。

柳「ナース!」

回復役は、柳が担当していた。

ヘ「こざかしい!」

『いて!』

佐川と野田は吹き飛ばされた。

古「光の鉄槌!リミテッド!」

ヘルナイトに800ものダメージを与えた。しかし、ヘルナイトはエクセキューションを使って、古賀と柳に大ダメージを与えて来た。

片「世話が妬けるねぇ、ナース!」

片山がすかさずフォロー。しかし、

ヘ「ポイズンファング!」

佐「何!?毒が…」

佐川が毒にかかった。片山は直ぐにアンチドートをかけた。この技は、毒のみを治す術である。が、

ヘ「死ねー!」

佐「ぐわー!」

佐川がごっつい攻撃で倒れた。

柳「かの者を死の淵…邪魔しないで」

レイズデット唱詠中にアイシクルで止められ、終いにはイグニートプリズムで柳死す。柳は火に弱い…

比「蘇生呪文がもうない…」

比呂は諦めかけたその時、
古「その力、汚れた無き澄み渡り流るる、魂の輪廻に踏み入る事を許し給え。リヴァヴィウサー!」

比(何故、それを使ったのだよ、古賀…)

リヴァヴィウサーは、自分を犠牲にする代わりに、他の仲間が復活する呪文だ。だが、復活した柳が、レイズデットを唱えれば、邪魔され、結局倒れてしまった。残り4人。

比「喰らえ!140km/hストレート!」

ヘルナイトにかなりのダメージを与えたが、ブラックホールで片山以外の3人が超ダメージを受けたが、比呂は生き残った。しかし、テンペストで片山がダメージを受け、回復を邪魔され、片山死す。残るは比呂のみ…

ヘ「もう終わりだ!」

比(もうこれまでか…)

ヘルナイトはとどめをさそうと比呂に近づいた。比呂は目を閉じた。

『国見ー!』
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