メタルギア



さあ、誰も知らない場所へ。
できるだけ南へ。 どこまでも行けるはず。

いつのまにか、忘れかけてしまってたね。
笑えればそれでいいと。 ほかに何もないこと。

だから、ゆっくり。
そう、手をとって離さないように、暮らしていく。

空回りは多くとも、それで目を回そうとも、
報われはしなくとも。
愛するひとよ、たとえばこの気持ちに名前なんてなくとも、
いつだって思い出せる。

だから、ゆっくり。
そう、手を取って離さないように。
もう、這ってだって光ってるほうに進んでいく。

だから、ゆっくり。
そう、手を取って離さないように。
もう、這ってだって光ってるほうに進んでいく。
だから、ゆっくり。
そう、手を取って離さないように。
もう、這ってだって光ってるほうに進んでいく。

噛み合わない日は、
きみの好きなカタチになり、君の好きな速度で動く、
そんな歯車になる。

そしていつか。
廻り廻り、さらに廻り、カラリカラリ音たてて壊れる、

その日まで守ってやる。
その日まででそばにいる。
その日まで守ってやる。



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