ジャンプ・裏
□朝電辱満
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“いつもの朝
いつもの電車通学
ホント嫌になる。
ん?あれは…”
佳代子の視線の先には、電車のドアの前に堂々と地べたに座っている男の姿だった。
“いくらあっちのドアが終電まで開かないって言っても、よくあーゆーことできるわね。”
その間も電車はどんどん進んで行き、一番人が乗り込んでくる駅についた。
人の波がどっと車内に押し寄せてきて、佳代子も元いた位置から流されて、あの座り込み男の前まできてしまった。
人が増え、満員だっていうのにその男は立ち上がる気配が無い。
“非常識な男ね”
佳代子は礼儀知らずのその男をちらっと睨んだ。
“ん?なんか見たことあるような…………”
次の駅につき、更に人が増え、佳代子は押されてしまった。
「きゃっ…」
押された拍子になんとその非常識な男の顔面に、自分の股間が押し付けられてしまった。
動こうにも電車の中は超満員で身動きとれない。