テニスの王子様・裏・ブック
□白紙の理由
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「イケナイ課外授業ってやつ…しようぜぃ?」
丸井君はそう言うと私のブラウスのボタンを器用に片手で外して行く。
私はといえば必死で固定されている手を解こうとしてるのにびくともしない。
丸井君は多分テニスとかしてるから力が強いんだろう。
『やめて!丸井君何やってるか分かってるの!?』
「え?0点のテストの課外授業だろぃ?っつーか声出したら誰かに聞かれちまうかもしれないぜぃ?
いいわけ?」
声を出したら、その言葉を聞いて私の表情が強張る。
多分私の想像通りなら、否この状況なら丸井君は私としようとしてる。
怯えからか、何からかは分からないけれど私はそのまま力を込めるのを忘れて硬直してしまった。
「そうそ。大人しくしてろよな。」
ブラウスのボタンが外されて私の胸元が露になってしまう。
やだ。恥ずかしい。
何で生徒にこんな事されなきゃいけないんだろう?
丸井君は私の胸元をマジマジと見てブラを少しずらしてこう言った。
まるで辱めるように。
「すげえ…結構気痩せすんだな。っつーか分かるこれ?
乳首立ってるぜぃ?
何佳代子センセこういうの好きなわけ?」
『そんなわけ無いでしょっ…嫌に決まってる…』
私が目を逸らしてそう言うと丸井君は舌打ちをして私の反応してる胸の突起を指でつまんだ。
軽い痛みと軽い快楽に支配される。
『や!…』
「すんげえムカツク…。」