短いお話

□the ringsU番外編B
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ミーちゃん…俺はコイツを責められへんよ。
確かに、コイツがミーちゃんにした事は、俺も絶対許せん。
せやけど…

放課後、俺は五時限目から屋上で昼寝をしていたから、その流れでずっと屋上におったんや(一回ミーちゃんトコ行ったけど。なんで原先輩と〜!)。
したら、なんや、バーンッって大きな音がして、扉が開いた。
その音で目が覚めた俺は、なんや思て音がした方を見た。
目に飛び込んできたのは、俺の良く知るアイツ。
「おーい、博也!」
アイツが振り向く。
…泣いてんのか?
よく見ると、頬が赤く腫れていた。
「ど、どないしたん?」
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