おかわり

□eroticcandy
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「ただいま〜っv」

と、いつもの如くGacktのマンションに帰宅し、いつもの様にただいまと元気に挨拶。

しかしいつもなら低く優しく『おかえり』と言ってくれる声が聞こえない。

今日はまだGacktが帰ってきていないのだ。


剛は途端に不機嫌顔になり、大きなソファーに勢い良く座った。


ぱふっ


「アホアホ〜っ!」

最近こんな事ばかりなのだ。


毎日、今日こそは帰ってると思いながらドアを開けてただいまと言っているのに

こう毎日じゃ剛だって不機嫌にもなる。

「Gacktさんの〜、アホっ」

むぎゅっ!と傍らに合ったクッションを抱きしめて、あたいする様にばふばふ叩いた。

「寂しい、やんかっ!ボク一人にしたらっ、怒るねんで!」

まるでクッションをGacktに置き換えているかのように頬を膨らまして叩く剛。

そして一通り叩き終わり、今度は抱きしめて顔を埋めた。


「寂しいやんか…ぎゅぅしてくれな…」

ぷく〜っとまた頬がふくらみかけた時、玄関が開く音がした。


「!!!!」


剛はまるで犬の様に玄関を見て、駆けていった。

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