おかわり

□究極の一打
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「えっ………?」

とある一般家庭の一室。

高校1年生の部屋で素っ頓狂な声が響いた。

その声の主は、黒に近いブラウンの髪、目は明るいライトブラウン。
とても整った顔立ちの男。

この男の名前は神威楽斗。
この部屋の住人、高校1年生の堂本剛の家庭教師をしている。


「どうしたん先生?」

きょとん
と可愛らしい効果音が聞こえてきそうな仕草で首を傾げるこの少年は、
先ほどの説明でもあったように堂本剛。

染めた事の無い綺麗な黒い髪に、
長い睫が印象的な大きな目。

ちゃんとした男の子なのに、やたらと可愛らしい。


「…………いや」

そして何故こんな素っ頓狂な声をこの整った顔立ちの楽斗が上げなければ成らなかったと言うと…………。
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