おかわり
□MEIDOさんはお好き?
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今日剛は仕事がオフの日。
大好きなチョコレートを頬張りながらテレビを見ていた。
Gacktは仕事だが、たまには一人の時間も良いと。
「チョコ、別に太らへんよね、だって運動してるてGacktさん言うてたし」
と、テレビを見ながら呟いた言葉に、剛は自分で照れてしまった。
『こんなに激し、い、運動して、るんだからっ…大丈夫、だよっ』
はぁっ
はぁっ
Gacktの低い声が脳裏をよぎり、剛は隣に置いてあったクッションをバシバシ叩いた。
「やや!エッチ!Gacktさんの変態っ///」
と、誰も居ない空間で騒ぐのはもはや剛の癖だろう。
剛が投げたクッションがリモコンに当たりチャンネルが変わった。
するとテレビには女の子がメイドの格好をしていた。
剛はチョコレートをまた一つ食べて不思議そうに見つめた。
『お帰りなさいませご主人様っv』
『わたくしがご主人様にご奉仕させて頂く花梨ですv』
今話題のメイド喫茶らしい。
剛は初めて見るそれを、終わるまで見ていた。