近衛は、王軍。

つまり、王直属の軍の事で、出動が無い時には、中央護衛連隊に

力を貸したりして都を含む、その周辺、

中央と呼ばれる地域の守護に、当たります。

が、言ったように、『私欲の民』

つまり盗賊侵略が、後をたたない国。

なのでしょっちゅう、地方に出向いては

討伐に出かけます。

この、近衛の出動ですが、王がいれば王。いなければ、王子が

総指揮官です。

勿論この国には、『光の王』の光臨もありますが

人間の王様も、居る訳です・・・。

あ・・・・・・。ソルジェニーの時代だと、ソルジェニーが

王と『光の王』の花嫁も、兼ねるのかな・・・・・・。

何せ、例外中の例外なので

作者もこの国の大臣達も、考えて、なかったりして・・・・・・。

まあ、いいや・・・・・・。

普通は、花嫁は、王家の姫が、成るんですがね・・・。

姫が、居なかったんですね・・・。この年は・・・・・・。

で、近衛ですが、右将軍、左将軍が仕切っていて、右将軍は栄誉ある

職で、ギデオンの家系が代々継いでいます。

左将軍は、その時で違う家から出ます。

選抜制ですね。

右将軍は、金の虎の、肩当て。

左将軍は、銀の、龍の肩当てで、

右の虎は、勇猛さの象徴。

左の龍は、静かな剛胆さを示しています。

この下に、准将、隊長達が、居る訳です。

まあ時代時代で補佐官とか、色々居る訳です。

近衛統括は、しかし実は、近衛補佐官舎と言うのがあって

一戦を退いた、お偉方と言うか、うるさ方が、居るんです。

この補佐官舎、事務だとか、まあ一般的な、運営を

担当していますが、いくら右将軍といえども、ここの了承が

無いと勝手に、隊長とか、任命出来ない訳です。

経費をうんと、削られたりする嫌がらせを、されたりしますからね。

でもこの背後には、都の大貴族達が、居ます。

なんてったって、近衛がしっかりしないと、自分達の身を

護ってもらう部署なので、金も出すけど、大いに口も、出して来たり

します。

隙を見せると、どんどん発言して来るので、右将軍とかは

大貴族で更に、威厳、威圧が無いと、こいつらに、口

出されたい放題に、なってしまい、大変な事に・・・・・・。

まあ、学校のPTAみたいな、もんですね・・・。

だと、解るでしょう?

PTAの言う事が全部まかり通ると、現場の秩序も

へったくれも、無くなるり、混乱を極めるんですね。

踊る、大走査線ですね。

事件は、現場で、起きてるんですね。ハイ。

現場の解ってない奴らが指導権を握ると、

現場は混乱します。当然。

・・・と言う事で、大貴族がのさばらないようにするには、ひたすら

実力。実績。偉そう。デカい態度がモノを言います。

こういう時に、大貴族を上手くいいくるめる、弁が立ち、かつ、

社交性のある、潤滑油的な男が、必要となるんですね。

ですが、右将軍は代々皆、人徳があるので、大抵有力な補佐が

現れます。

人徳も含めて、右将軍なんですね〜。

ギデオン、エライ!

彼の場合は、その容姿の綺麗さで、

軍中の男達の、秘かなマドンナに成っています。

軍に入って、彼に一度も惚れない奴は居ない、と言われるくらい

綺麗なんですね。

でも本人は、人徳だと、思っています・・・。

そう、思わせて置きましょう・・・・・・・・・。

容姿で釣った、と解ると、凄く、プライドが傷つくので・・・。

王子は大抵、14の頃から軍に、顔を出します。

右将軍、左将軍を率いるのは、王子。もしくは王です。

格好いいですね。ソルジェニーに、務まりますかね。

まあ、彼の、右、左は優秀なので、馬鹿してても大丈夫でしょう。

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