死にたくはない

□ネクタイ
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命の次の次の次の次くらいに大事な僕のネクタイピンが失踪したためにリンパ腺が腫れて隣の女の子は金魚鉢に落っこちてしまった。
僕はすぐさま高架下で後悔したが、すでにあの子は溺死しながらワルツを踊っているところだった。
そこで僕は女の子に頼み込んであの子を電気椅子に乗せ、水平線の向こうまで見送ってあげた。


ところが戻ってきた僕は、自分のネクタイを見て吃驚した。



なにせそこには、タイヤを3つつけた金魚が泳ぎながらくちぶえを吹いている真っ最中だったんだ!


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