小説
□入 部
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次の日
この日も練習試合。
相手は城西高校。
★こなた調査★
城西高校。
実力的にいえば陵桜と五分。
ディフェンスが極端にもろい。そのかわりオフェンスは埼玉一の破壊力をもつ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
財前「今回も負けたら走るから。」
この財前の走りはえげつないものがあった。試合で疲れているにも関わらず容赦ない走りを部員すべてが「絶対に走りたくない」そう思うほどに。
柚樹「こなたぁ〜テーピングしてぇ。」
こなた「私の医療技術に惚れ込んだかなぁ?」
柚樹「惚れたね!」
けっしてこなた自身にに言った言葉ではないけれど顔が真っ赤になる。
予想外に素直だった柚樹に驚いた。
柚樹「なに顔赤くしてんだ?」
こなた「べべ別に…」
柚樹の前ではこなたもいつもの冷静さのような余裕はなかった
〜試合開始〜
陵桜のフォーメーションは
4-4-2
ツートップは京介とメグだ。
柚樹は怪我をしているので今日は出場することがない。のでこなたとベンチで試合観戦だ。
柚樹がいないだけで大分こっちの戦力が減ると思ったが思ったよりそうではなかった。陵桜は柚樹がいるときの方が強いのは確かだけど。
早々と一点を決める陵桜。得点者はメグだった。
柚樹がいない分、京介がアシストした得点だった。
先制したこともありチームは勢いにのった。
〜前半終了〜
あのあとさらに得点して
3-0
メグが再び得点し、今度はメグがアシストして京介が一点きめた。
ダイゴ「後半もこの調子でいくぞ。」
〜後半開始〜
ここまで順調な試合展開だったが残り25分で
流れがかわる。
失点
失点
失点
3-3