小説
□あふたー☆すとーりー
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聖夜、恋をしている男と女は一緒にいることが定番である
当然、柚樹とこなたもその約束をしていた
こなたはマネージャーを引退して、バイトを始めていた
コスプレ喫茶だ
ゆえに今日一日中彼氏と一緒にいることができなかった
それでも柚樹はそれをしょうがなく受け入れ、
この日、料理をご馳走する約束をした
ともにクリスマスを祝おうと
しかし、待ち合わせした場所にこなたはいつまでたっても現れなかった。
どんどん時間は過ぎ、柚樹が作った料理を冷めていった
待ち合わせ場所に急ぐこなたもそれを理解していた
それでも
ちゃんとあやまれば許してくれる
と思った
だけどその日のゆずは違った