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□きみをよぶ
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◎大規模侵攻C
これは戦争だから、倒したらそこで終わり!とは行かず、無力化した敵を捕獲しないとならない。処分を決めるのは上官だけどね。
「見事」
仰向けに倒れる武士が天晴れって感じに言った。
あ、武士ってのは敵さんのあだ名ね。
ん?武士の手首のアクセからトリガーの反応が…?
「悪りーな、1対1で戦れなくて」
「…謝る必要はあるまい。これは、戦争だからな」
「! よーすけっ」
戦争、と同時くらいに陽介の背後の空間に拳大の黒い穴が複数出現した。
そこから棘が飛び出して陽介を襲ったけど、さすが余裕で避けた!
「はっはっは!不意打ちも通じんとは完敗だな!」
「退却よ ランバネイン。あなたの仕事はここまでだわ」
いつの間にか武士の後ろにでかい窓みたいのが出来て、黒角のおかっぱの女の子が!!
物体をワープさせる黒トリガー?さっきバチっとしたランバネインっていう武士のブレスレットがポイントになってたのか。
そしてランバネインもフツーに穴の中(たぶん遠征艇につながってる)に入っていく。
と思ったら片足つっこんだ所で ぐりんと振り向いた。こわっ!
「女、 おまえどこかで会ったか?」
「は?わたし?」
「無論だ。ミラ、見覚えはないか」
武士の問いかけにミラって人の冷た〜い視線がこっちに向けられる。
「…ああ。ヒュースの祖父が匿っていた女に似ているわね」
「それだ!あの時の女だ!」
「念のため、隊長には報告しましょう。行くわよ」
「うむ。楽しかったぞ玄界の戦士たち 縁があったらまた戦おう」
こうしてランバネインとミラは去っていった。
余計なことを言い残してな…!!
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