豆粒ほどの夢語

此所は白夜の気紛れ更新のミニマム夢です。

脈なしで書きたいなぁと思ったものを思うがままに書いて行きますので、苦手な方はご遠慮下さい!

『』←はヒロイン 「」←はキャラです
◆慶次・甘 白夜

『慶次!慶次ってば!焼芋焼けたよ!』
「…ん、ワリィ!今行くよ」
パチパチと焚き火から火花が飛び散る。秋の空に白い煙が吸い込まれる様に上り、辺りは香ばしい香りで満ちていた。
『もう、何してたの?』
「真っ赤な紅葉が綺麗だから、お前に一つどうかと思って」
悪びれもなくやって来た彼の手には真っ赤な紅葉の枝が握られていた。その紅葉と同じ紅に染まった葉が彼の栗色の髪の根元で揺れている。
『綺麗…。ありがとう』
「喜んで頂けたみたいで良かったよ」
たったそれだけで無邪気に微笑み喜ぶ君が何よりも…愛しい。

2008/10/06(Mon) 20:02

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