豆粒ほどの夢語

此所は白夜の気紛れ更新のミニマム夢です。

脈なしで書きたいなぁと思ったものを思うがままに書いて行きますので、苦手な方はご遠慮下さい!

『』←はヒロイン 「」←はキャラです
◆政宗・悲恋 白夜

「好きだ」
染まりかけの紅葉がハラハラと散る
「どこにも行くな」
紅の雨の中見えるのは歪んだ彼の顔
「約束したろ?」
彼の頬がに柔らかな日に照らされて光る。否、光るのは零れる雫
「…ずっと一緒に居るって言っただろうがッ!」
蒼空とこの紅葉に誓ったあの日は遠く、心の中で輝いて。
――いつも自信に溢れた貴方が照れくさそうに抱き締めてささやいてくれたあの時。
確かに幸せに満ち溢れていたの
『ごめんね…政宗』
それでも…身分の差だけは埋められなくて。
――最後まで竜を信じ切れなかった弱き徒人に永久の罪を

2008/10/13(Mon) 19:46

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