■愛の果て Ⅱ■
□姉妹騒動☆″
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「大佐、早く書類を片付けて下さい」
「少しくらい、休ませてくれよ……」
うなだれたﾛｲがそういうと、ﾄﾞｱをﾉｯｸする音が聞こえる。
「はい？」
ﾘｻﾞが応えると、ﾄﾞｱの向こうから
「ﾘｻﾞ、私よｴﾘ」
「……姉さん？」
首を傾げながら、ﾄﾞｱを開けるとなんと、そこには骸骨。
「ぎゃーっ！！」
冷静沈着なﾘｻﾞが信じられないくらい、けたたましい悲鳴をあげる。
骸骨を被っていた女性の顔が現れた。
「大成功vV何時もあんたは、面白い反応返してくれるわ」
「何で、そう相変わらずなのよ……」
「中尉……この方は？」
ﾛｲが、恐る恐る尋ねる。
「私の姉のｴﾘです」
「東部で、教師してます」
「姉さん、この方はﾛｲ･ﾏｽﾀﾝｸﾞ大佐よ」
「どうも、初めまして」
「こちらこそ、妹がいつもご迷惑を」
お互い、自己紹介が終わると突然ﾄﾞｱが開かれる。