■愛の果て Ⅱ■
□姉妹騒動☆″
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次から、次へと箪笥やｸﾛｰｾﾞｯﾄ、箱が運ばれて来る。
三人は、呆気にとられていたが慌ててﾛｲが口を開いた。
「おいっ、何なんだこれは！」
「はっ、ﾘｻﾞ･ﾎｰｸｱｲ中尉に届けるようにと、若い女性が……」
「あ、届いてたの」
憲兵の後ろから、二十代になったばかりであろう、女性が姿を表した。
「ﾐ、ﾐｼｪﾙ！」
「やっほー、ﾘｻﾞ姉ちゃんvV って、何でｴﾘ姉ちゃんまでいるのよ！」
「何よ、いちゃ悪いっての！？」
「それより、ﾐｼｪﾙ何この大量の家具！」
「仕事クビになったから、ﾘｻﾞ姉ちゃんに養って貰おうと」
「私は、あんたの母親じゃない！」
「ﾐｼｪﾙは、すぐ人を頼ろうとする！」
ぎゃーぎゃーと、姉妹で口喧嘩が始まった。
ﾘｻﾞも冷静沈着は何処に行ったのか、怒りの表情を露わにしてる。
勿論、ﾛｲには何が何だかさっぱり分からない。