作品系列参考辞書

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【『【暁の教団】事件』 (あかつきのきょうだんじけん)】
――本作オリジナル――

新歴67年4月〜7月に起きた事件。後に続く『悪夢の67,68年』の発端の事件でもある。
数ヵ所の世界にて行われた『吸血鬼掃討作戦』を行った組織が『【暁の教団】』の為、この名前が付けられた。
数多くのエースを生み出し始めた戦役でもあり、また管理局とも内通していたという管理局の闇を少しずつ明らかにしていった事件でもある。

【悪夢の67,68年 (あくむのろくじゅうななろくじゅうはちねん)】
――ニヒト様+本作オリジナル――

『【暁の教団】事件』を皮切りに『フロスティア事件』、『【星の智慧】事件』と三つの大規模事件が連続して起きた時期を指す言葉。
主には、管理局最高幹部達――通称『【星の智慧】』が三つの事件の裏を操っており、最終的には壊滅した。
事件解決の大きな鍵は、時空管理局次元航行艦隊所属L級戦艦『アースラ』とX級戦艦『ラディン』、傭兵部隊『暁光の騎士団』達であり、特に数多くのエースがこの戦役で誕生した。
また、この事件により数多くの将兵を失った管理局はやむを得ず管理外世界の傭兵部隊の助力を得なくてはならなくなり、閉鎖的だった管理局が若干解放的になった点は特筆すべき点である。


参考【夢と理想】

【攻劣乱舞 (こうれつらんぶ)】
――完全オリジナル――


名称 攻劣乱舞《コウレツランブ》
使用者 神谷三玲・雪広あやか
分類 アーティファクト
待機状態 カード
1stForm 指輪


備考
神谷三玲・雪広あやかの“相互契約”時に産み落とされたアーティファクト。
数多のアーティファクトでは珍しく『防御のみ』に特化した仕様。恐らくは攻撃面は問題無しと判断された結果であろう。
ただ、防御範囲が狭い点やその後すぐに反撃できない点からこれをコアとした盾型I・D『イージス』・『アイギス』が開発される――

【古来破魔流弓術 (こらいはまりゅうきゅうじゅつ)】
日本に存在する数少ない弓術の一つ。
これは弓術というよりかは気功術のそれに近く、これまた永弓使用者に代々継承される武術である。これは永弓の射程距離、射撃の精密さ、威力が使用者の『意思』で決まるので、使用者の意思を常にハイレベルな状態にする為の秘術でもあると推測されるが定かではない。あと、名前の由来は、この気功術自体が感情に左右されやすかったりする術なので、『魔神のごとき破壊力を生む術』と言われるようになったそうである。なお、技も数種類あるが滅多に使わない。
かつては一大派閥を作り、『御神流』・『御庭番衆』等が剣技系統が飛び兵器の導入により第一線から退いた後も秘技として第一次世界大戦頃までは戦場に時折投入された。が、流石にそれ以降の時代の波には勝てず、次第に駆逐されていった。
元々は漢字のみであったが、竜縞巧亮の手により片仮名による英名も誕生している。
因みに摩利支天を守護天としている。

【四黒星 (しこくせい)】
――本作オリジナル――


二十年前の大戦時、小数精鋭のギルド隊として北軍南軍、管理局、『紅き翼』でさえも警戒した者達を指す。各人の異名、名称は以下となる。

『石化伯爵』
ヴィルヘルム=ヨーゼフ=フォン=ヘルマン
得意魔法属性 石化呪文
実質的なリーダー格。呪文も扱えるが体術も問題無く扱える。
推定ランクS++。


『虚空の翼』
メモリー=フラミアス=TKYS
得意魔法属性 闇・炎
随一の武闘派。魔力付加の体術を駆使したヒット&アウェイ戦法を主とする肉弾戦重視者。
推定ランクS++。


『黒き空翔ける騎士』
クロス=ファーゼンバーグ
空中戦を主に闘う騎士。咄嗟の判断力はヘルマン以上。また指揮能力も優れ、臨時で現場指揮を摂ることもある。
推定ランクS。


『漆黒の大剣士』
エルミロス=エッケンバーグ
機動性と一発の威力を両立させた騎士。目立った特徴は無いが安定した能力値を持つ。
推定ランクS。


実際の交戦記録は少ないが管理局の第9師団が彼等と交戦、戦力の大半を喪失したとも言われ、その凄さが伺える。
しかし最近は息を潜め、『来るべき日』に備えている――

【フロスティア事件 (ふろすてぃあじけん)】
――ニヒト様より――

『悪夢の67,68年』の中期、新歴67年9月〜10月に起きた事件を指す。特一級ロストロギアをも越える最強最悪のクラス、特S級ロストロギア『フェリアル』、そのマスター『高町光』の確保を管理局側、アースラ・ラディン側、フロスティア・暁光の騎士団側の三つ巴で争った戦役である。
第四勢力として動いていた高町光側はやがて共通の目的、『時空管理局の殲滅』の下にフロスティア側と共闘を開始。更に肉親である『管理局の白い悪魔』高町なのはをも引き込むことに成功。いよいよ殲滅戦艦『ノアの箱舟』を動かす。
対する管理局側も最上級特令『バスターコール』を発動、双方の準備開始をもって戦役は開始された。
フロスティア側三隻対管理局側約二十隻対アースラ側二隻の勢力に反し圧倒的優位に立ったのはフロスティア側。開始二時間で十四隻を沈め、四隻を撤退に追い込み、残った戦艦も武装の大半を喪失した。
しかし、アースラ勢により、高町光・高町なのはは確保、フェリアルも降伏し、また、駆動システムも停止させられ機能をロストする。
その隙を突かれ、【星の智慧】直属部隊『デス・ファントム』により、フロスティア勢は全滅し、『箱舟』は占拠され、爆破処理されたはずだった。が、同盟を締結していた『暁光の騎士団』により大半のシステムを奪取、XX級戦艦『グワゼン』として後々復活することとなる――

【メンタリティーデバイス (めんたりてぃーでばいす)】
――本作オリジナル《下積:魔法少女リリカルなのはシリーズ》――

ミッドチルダに古くより存在したストレージデバイス【S・D】は生産性は優秀だが、性能は如何せん低かった。
また、後に製作されたインテリジェントデバイス【I・D】はハイスペックな性能を叩き出しはしたが、生産性の低さ、使い手を選ぶ等非常に扱いにくい物となってしまった。
そのため新歴60年、『時空管理局設立六十周年記念事業』として“新世代量産型デバイス”の開発が始まった。
開発主任は第97管理外世界出身で機械工学の権威である塩崎秀之。
そして五年後の新歴65年、試作完成品一号機完成。“B4U”と命名され、テストパイロットであり自らも開発に協力した息子、塩崎敦志が受領した。
しかし直後に秀之主任は謎の失踪を遂げ、大半の技術は息子である敦志が引き継いだ。
しかし彼も『悪夢の67,68年』の筆頭事件『【暁の教団】事件』で殉職。計画は完全に頓挫する。
ただ、亡き敦志の意志を継いだ月村すずかにより、現在少しずつながらも研究が再開され、76年正式量産開始を目標に先行量産が始まっている(75年現在)。
性能はカートリッジシステムに対応しながらも扱いやすい仕様。これだけでも現在平均Bランクといわれる管理局員がBBランク以上になるとも言われる。



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