anniversary
□シャナVSアサド
2ページ/5ページ
【結果は――?】
「――まぁ、熾烈と言っても僕の圧勝だったけどね」
「ちくしょー――っ!」
――最初から最後までシャナの圧勝だったよね(笑)
90対52。全く脅かされる事もなく安定した走りを見せました(笑)
「なんだよ! 俺の何処がシャナに劣るってんだっ!?」
――ぶっちゃけ、主人公格とそのライバルって差じゃね?
「Σだったら俺が主役なら……」
――いや、あたしがアサドみたいな一応正統派っぽい二枚目を主役で動かせないもん。
「作者のヘボさかぁぁっ!」
「ご愁傷様」
――因みに、シャナに寄せられた声はこんなのが多かったよ。
「ツンデレな感じとギャップに萌え」
「見た目も(黒髪少年なところとか)中身も(実はむっつりなところとか)私のツボです」
「ツンデレがたまらない」
「クールさの中にある優しさが良いです」
「黒髪ツンデレ素敵ですっ!!素直ぢゃないけど、ヒナを心配してるところとか可愛いです(*´ω`*)」
「プリン好きなツンデレがいい(-∀-)♪」
と、性格に関しての回答が大半を締めてたよ。
「ツン……デレ?」
「ツンデレじゃねぇよ。コイツの場合、全部がむっつりだ。このスケベ」
「なっ! そんな事ある訳……」
――いや、むっつりだ。
これは本編を進める内に気付けばそう言われてたから、藤和も‘そうとも取れる’と思い始めたんだけど、シャナ、君の最初の設定には「ツンデレ」はなかったんだ!
「っ!?。――いや、だからツンデレってそもそも何?」
――捻くれて素直じゃない性格からたまに見せる気紛れがツンデレになるんだと気付いたのはいい勉強だったけど、シャナ。
お前は最初はそんな可愛い性格のギャップではなく、むっつりというステータスしかなかったんだよ。
「ぶはっ( ゜Ж ゜)」
「むっつ……し、失礼だなぁっ」
――ちゃんとこんな意見もあるぞ。
「むっつりな感じが」
ほら、そんなエロい部分も認める人もいるんだからね!
まぁ、そこんところもひっくるめて女子は「ギャップ」に相当萌えるという結果だな。
「いつからそんな統計に……」