ずっとずっと貴方が大好きだからね。
その言葉に安心しきってた‥。
「どういう事、だよ」
「そのままの意味ね。」
目の前にいる彼女が放った残酷な言葉。
あなたはもう嫌。別れましょう?
「意味わかんないんだけど。」
そうだこっちは何が悪いかもきいちゃいない。
それに俺はまだこいつが好きだ。
絶対別れるなんて事したくない‥
「そのままの意味だけど?」
あなたは嫌ってどう嫌なのか教えてくれさえすれば幾らでも直せる。
それに
「俺だけ好きは嘘かよ‥?」
ずっとずっと貴方が好きだと言ったのは嘘なのか?
「だからと言ってしていい事と悪いことがあるわ。」
彼女の腕が振り上がり俺の左頬に強い痛みが。
「もう苦しまなくて済むの」
そうだ。あの言葉‥。
あの言葉に安心しきってた。だから色んな女と遊んでた。
「俺って最低じゃん‥。」
喉が焼ける様に熱く息ができない。
一番愛している人間さえ苦しめ酷く悲しめるなんて‥。
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