ガナッシュと話していると槍のように鋭い視線が私の後頭部を突き刺した。
私が異性と話していると毎回これだ。
「ちょっとごめんね!」
私はガナッシュに手を合わせると、きっと今も私を睨んでいるのだろう彼の元に歩み寄っていく。
「何?」
私が口を開く前に彼が口を開いた。可愛い顔して腹の立つ子だ。
「こっちが聞きたいわ。じっとみて何?」
問うと金髪の髪をなびかせて彼はフイと顔を背けた。
あぁ‥これだから年下の子は!!
「シードル何もないなら‥」
「どうして分からないの?」
ガナッシュの元へ戻ろうとするとシードルが小さい声で何か呟いた。
振り向くと机に手をつき頬を真っ赤にしてこう言った。
「僕が君を好きだってなんで分からないの!」
可愛いドル君が書きたい‥!!