Diary


妄想はきだめ。
自重せずに好き勝手言ってる。

アニメ、マンガのネタバレあり。

Tw
◆セルフボツアスキラ 

更新しようかと思って書いたはいいけど短いしなんか微妙なのでこっちあげ。誤字確認してない。w


耳に心地いいテノールで。

「キラ、」

心臓に悪い微笑みを浮かべて、名前を呼ばれた。
手招く腕に誘われるまま、彼のそばに。
アスランはくすりと楽しそうに笑うと僕の身体を引き寄せた。
なんとなく予期していたとはいえ、不意打ちで、思わず心臓が飛び跳ねるような感覚を感じる。
間近にあるアスランの顔。
ああ、やっぱりきれいだなあ、だなんて。
思ってから、自分で恥ずかしくなった。

見慣れた顔。

いつ見ても思うことがおんなじだなんて、なんだか笑える。

思わずくすりとしてしまえば、アスランが不思議そうに眉根を寄せた。
気難しい顔だって、彼にはとても似合ってる。

……いや、僕がそうさせていることも多いのかな。

昔から、アスランには気苦労ばかりかけているから。

「なに、楽しそうな顔してるの」

「いやあ別に。アスランって綺麗な顔してるなーって」

「嘘。そんなこと思ってる顔じゃないだろそれ」

「あはは」

誤魔化すように笑い返せばアスランは更に不満そうな顔をした。
嘘は言ってないよ、一応。
ま、いいけど。アスランはそう言うとソファから立ち上がろうとした。
どうやら満足したらしい。
けど、駄目。僕はまだ満足してないからね。

ぐい、と彼の服を引っ張る。

「ん?」

くい、と小さく首を傾げるアスラン。
僕は意図的にこういう仕草をすることがあるけど、アスランのは無自覚だ。
こういうの、ちょっと可愛いなって思う。
口に出したら、キラの方が可愛いよって返って来るだけだからわざわざ言ったりしないけど。
数歩分逆転戻りして、アスランは再びソファに腰を下ろした。

「キラ?」

「んー」

どうしたい、とか。

具体的な欲望があったわけではないから、言葉にならない言葉で返す。
アスランはまた首を傾げたけれど、今度は黙って僕を抱き締めた。

暖かい。

「……アスラン」

「ん?」

「もっと僕に構ってくれてもいいんだよ?」

「……なんでそんな上から目線なんだよ」

苦笑混じりの声。

だけど、僕の言いたいことは分かったらしい。
いや、分かってくれなきゃ、困るんだけど。

す、とアスランの指が唇をなぞった。
そのすぐ後、唇に触れたのは、今度は指じゃなくて。
触れ合う唇の感覚も、好きだなあ、と、なんとなく思った。

「キラ、好き」

今までに幾度となく聞いた言葉を囁かれる。
その言葉は、僕の心の隙間を埋めるみたいに、じんわりと響いた。

「ん、」

僕は短くそれだけ返す。

好きだなんて、言うのは簡単だけれど。

今はなんとなく、ただ触れ合っていたい気分だ。

僕の全てをアスランに委ねて、そして、アスランの全てに触れていたい、そんな気分。

再び唇が重ねあわされる。

甘い時間は暫く終わりそうにないようだった。





適当に改行詰めてみた……。

そいやあ今季アニメはアナザーが面白い。
望月きゅん容姿かわいいし中目黒ボイス(偶然)だし、勅使河原くんと風見くんもかわいいし幼馴染で美味しいし最高。まあいつ死ぬかわからないけどw

2012/02/24(Fri) 00:28

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