NARUTO小説

□寒い日…
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「えー?って何よ?」


「雪なんて嫌だってばよ。」


鼻を啜りながら
雪に文句を言う。


「………はぁ…」


サクラちゃんが
俺に近付いて来た。


「な、何…?」


「……………」


冷えきった俺の手が
急に暖かくなった。

それは…サクラちゃんが
俺の手を握ってくれたから。


「サクラちゃん…」


「何ニヤけてるのよ?
さっさと行くわよ?」


俺の手を引くサクラちゃん。


なんだか。
冬が少し好きになった。
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