オリジナル詩集

□詩集〜連作・個人宛編
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【第一章 出会い】

ふとした瞬間

体に電流が走るって言うけれど

まさにそんな感じだった

端から見れば

そんな大した理由じゃないけど

好きになるのは理屈じゃないって思った

そんな事が頭の中を

まるで映画のフィルムみたいに

ぐるぐる回っていた

垣間見たあの人の

素敵で飾り気の無い

屈託なく笑うその顔も

まるで写真のフィルムみたいに

私の記憶に残っていた

そう、ある晴れた日の事
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