04/26の日記

01:33
マイナー種牡馬研究
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かつてウマニティで書いていたこの企画。

ウマニティでは「マイナー種牡馬で穴馬券を取る」なんて名前でやっていて、
ここからエアジハードだのワイルドラッシュの話が出てきたわけですが、
ウマニティからこっちに移転してからの第1回はカコイーシーズやります(笑)

カコイーシーズはアリダー系の種牡馬で産駒は地方競馬で活躍する一方で中央でそんなに産駒が走っておらず、
今年の3歳世代で同産駒は中央では4頭しか登録されていない(そのうちの1頭が土曜福島の5Rでマサヒトボーイの4着に来たフリーソウル)のですが、
母父としてはそこそこ名前を見かけるし影響力もそれなりにあるので取り上げてみた


カコイーシーズは一言で言えばアリダー系らしくパワー勝負に強いと言う事。
買える条件は芝の道悪や開催後半の荒れ馬場、
ダートなら良か不良の極端な馬場の時で、
芝の道悪は得意だがダートの道悪は不得意と言う特徴がある。

競馬場では北海道や中京といった力の要る馬場に加え、
中山・阪神といった急坂コースも合うので、
東京・京都や新潟・福島のピカピカの馬場と中山・阪神や芝の道悪時の出し入れには気をつけたい

代表例を挙げると、
まずはラビットヒビキ

この馬はヤマニンキングリーと同じ新馬戦に出てたので覚えてる方いると思いますが、
最初の連対が中山の重馬場ダート1800でマクッての好走でいかにも同産駒らしい穴で、
その後良馬場の中山ダートで下手に好位で溜めて惨敗、
東京の不良馬場のダートで3コーナー過ぎから一気にマクッて行って2着、
その次走に東京ダートの良馬場で人気になるも惨敗、
そして人気をやや落として次走の中山ダートの良馬場で3コーナーから進出して再び好走。


この馬は買い時消し時がハッキリしてた馬ですが、
2008年の福島開幕週のダート1700の未勝利戦で1番人気で出走も競走中止し予後不良に・・・

あともう1頭挙げるならマルマツパワフル。

この馬は新馬戦から、
・東京のダート戦(良馬場だったが雨が降っていてやや重に近かった)
・中山のやや重のダート戦
・東京の良馬場の芝

と3戦続けてミスプロが台頭するような馬場で適性があわずに惨敗した後、
4戦目に中山の良馬場ダートという重いダートでいかにも適性ピッタリで同馬にとってはこれが初めてのベスト条件。

そのレースで単勝オッズ300倍越えの13番人気ながら3着と激走、
複勝は3000円以上も付き、
上位2着までが1・2番人気と馬連は1番人気決着だったのに、
3連複はこの馬が入った影響で3万馬券と配当跳ね上がり。

これは見た目だけじゃとても買えない様な馬券でしたが、
カコイーシーズの特徴を知っていれば逆に簡単な万馬券だったかなと。
俺は獲ってませんが(笑)

母父に入ってもある程度は産駒に影響するので、
この馬を母父に見かけたら、
この馬は芝の道悪は得意そうだとか、瞬発力勝負になりそうなここは消しかなとかある程度は判断できるかなと

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