05/04の日記
01:49
アルカセット産駒をおさらい
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予想記事ばかりのブログと違って、
こっちではちゃんとしたデータを引っ提げて何か書かないとまずいよなぁ、と言う事で今回はアルカセット産駒のお話を。
アルカセットは今のところ、種牡馬としては・・・の成績ですが、
去年夏の産駒デビューしてから先週(10年5月2日時点)までの成績が、
芝は3勝に対してダートは6勝と言う成績。
そして距離ですが、
短距離は芝ダート問わずに1勝だけですがマイル前後では4勝と、
ココだけ見ればマイラーかなと言う感じになるんですが、
特筆なのは2000以上の距離での成績。
芝では3連対と芝での良績のほとんどが2000以上に集中、ダートでも3回走って1勝(東京ダート2100で穴を開けた馬がいる)と出走数は少ないのものの、1勝して勝率が約33%と高い。
ただ、全体的に見るとダート1700〜1800のゾーンの成績が連対率19%と飛びぬけて高いので、
基本的には産駒はダート中距離が一番向くと考えていいだろう。
競馬場別で見れば中山・阪神・京都・中京あたりの成績が良いのですが、
不思議な事に、東京ダート2100での1勝以外は東京ダートでの好走例全く無しというデータが出ています。
この事から察するに、
同産駒は完全に小回りダート向きではないかと予想できます。
そしてさらに面白いデータを一つ。
ダートにおいて同産駒は差し・マクリで勝った馬ばかり
逃げ先行で好走したのは東京ダート2100を8番人気で勝ったオリオンザアルファ号のみで、
他の馬はほとんどと言っていいほど道中は5番手以下の競馬で差し切り・マクリ勝ちをしている点。
逃げ先行馬有利な京都ダート短距離でも差し切って勝った馬がいるなど、
ここは少し注目して見たい点。
その点を踏まえて注目して見たい馬はドロップと言う馬。
現在は中央競馬の未勝利クラスで走っていますが、
この馬はまだダート中距離を走った事がございません。
血統的には母父はスズカコバンで、
スズカコバンといえば代表産駒にデュークグランプリやクラキングオーなどダートの強豪を輩出しており、
母父としての成績は芝7勝に対してダート15勝と芝の倍以上の勝ち星をダートで挙げている点などからダートが合わないはずはない。
このドロップがダート中距離に出てきたら迷わず狙ってみたいと思います。
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