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□俺…過去を話すよ
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「時の鎖人」
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事件は突然やってくる
その当時、俺は賢木と一緒にバベルへ入ってまもなく医療関係の仕事だけではなく特務エスパーが行う任務でさえ請け負っていた。
俺はレベル6のサイコキノだからバベルからしてみれば普通の人(ノーマル)では解決できない仕事だってできる「エスパー」
その問題となった任務の内容はごくごく簡単なものだった
「ビルに立てこもった犯人を捕まえろ」
いつものように簡単に終わるはずだったんだ…
俺が
犯人をもっと早く
殺していれば
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