‡黒猫‡
□ゲームしません? 【シャオトレ?】
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「クロネコさんv」
そういってシャオリーは勢いよくトレインに後ろから抱き着く
「ぉわッッ!?」
不意を疲れたらしくトレインは体制を崩す
「こんな所で何しているんですか?」
抱き着いたまま尋ねる
「別になーんもしてねぇよ っつか離れろ…」
っとシャオリーを自分から離し体制を立て直して言う
「クロネコさんは照れ屋さんなんですねvv」
「っんなんじゃねーよ」
くすりと笑うシャオリーに対して、不機嫌そうなトレイン
「あ、そうそうトレインさん!今は何にもしてないとおっしゃいましたよね?」
シャオリーは何か思い付いたように言う
「………」
無言のトレイン
「でしたら僕とゲームしませんか?」
「……ゲーム?」
「はい、僕が今からコインを投げて右手か左手、どちらかの手でとります。
それをあなたがどちらの手で取ったかを当てるという簡単なゲームです」
と言いながらシャーリーはポケットから一枚のコインを取り出す
「どうです?」
「そんなことしても俺は何にも得しねェだろ?」
「もちろん負けたほうは勝った方の言うことを一つ聞く…という×ゲームつきですよ」
と笑顔で付け足した