Dream

□酒は禁物
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しばらく部屋で待っていると、ふとあることに気づいた。




「そーいや、名無しさん服持ってってねーのな。」




逆に服無かったらどーやって出てくんだ?と考える俺。でも風邪引いたら可哀想だしな、名無しさんのカバンに手をかけると部屋のドアが開く音がした。




「武の服大きいねー。」


「名無しさん、おまっ…!」




千鳥足で部屋に戻ってきた名無しさん。服は…着てると言えば着てる。
名無しさんの格好は風呂場にあった俺のワイシャツを一枚着ているだけ。髪は濡れていてボタンは第二ボタンまで開いてるので、何というか…うん、だいぶエロい。




「んねっ、武」


「名無しさん…」




こんな格好で出てこられて理性を保てるはずがない。名無しさんにキスをしながらベッドに押し倒す。




「んっ…ふぅっ…」


「っ…!」




いつもは俺にされるがままなのに、今日は積極的な名無しさん。俺の首に腕を回し自分から激しく舌を絡ませてきた。
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