Dream

□確信犯の犯行
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みんなが寝静まった真夜中。
そんな黒曜ランドをひっそりと歩いている一人の少女。歩き出すこと数分。目的地に着いた名無しさんはとある部屋の前で立ち止まった。




「(今日こそは、必ず)」




ドアノブに手をかけてゆっくり回す。カチャッとドアが開く音。その音を聞いて小さくガッツポーズをする名無しさん。何故こんなに喜んでいるのか、の前に名無しさんの目的。
それは、愛する彼氏・千種に夜這いする事。今までに何度か寝込みをおそおうとした。…が部屋に鍵がかかっていたり途中で気付かれたり、とすべて失敗。
けど今日は運が良いみたいだ。そっと部屋に入る名無しさん。




「(失礼しまぁ〜す…)」




カーテンがない部屋に差し込む月明かり。その突いたに照らされてベッドで熟睡してる千種。ドアを閉めて鍵をかけ千種の元へ歩き出す。




「千種…?」




そっと名前を呼ぶがよほど深い眠りについているのか少しも反応しない。
ベッドに乗り千種に馬乗りになる名無しさん。
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