Book 大好きな君へ

□love song...U
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「な、なななんと…!!」



あの後、遅れて校舎に入った私。
教室の黒板には各自の席の場所が書いてある紙が張り出されている。





「やったー、京子!席近いねっ!」

「うん!よろしくね、名無しさんちゃん」



ふふっと笑った京子。
か、可愛い…。

京子とは入学当初から仲良くしている。京子は女の私から見てもとても可愛いと思う。




「おい、お前席変われ」



ん?何やってんだ獄寺…



「十代目ー!席、隣っすね!」


「よ、よろしく…」



うっわー。あいつ、親愛なる十代目の隣になりたいが為無理やり席取り替えたよ…
ツナも周りもどん引き。

そんな、ツナ達は私の二つ前に座っている。
山本は私の後ろだ。
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