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□lelouch HappyBirthday
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はいっ、ルルーシュこれ」
「…ん?なんだこれは」
「なにって誕生日プレゼントじゃないか。誕生日おめでとう、ルルーシュ」
「あ…あぁ、ありがとうスザク。だが、そんなに気を遣わなくても、よかったんだぞ?」
「うん…。だけどあんまり時間がなかったから 、たいしたプレゼントじゃないんだけどさ」
「…フ、開けてみてもいいか?」
「うん、どうぞ」
「…………スザク、これ」
「ん?なに」
「な…ッんで、これ……?」
「え、官能小説よりもエロブルーレイの方がよかったかな?」
「ばッ……な、違う!間違っているぞ、スザク! 」
「なにが?」
「なんで俺に、ポッ…ポ…ポルノ小説みたいな本が必要なんだ!?」
「ルルーシュ童貞だし、ちゃんとそーゆー事に興味もって欲しいなって、思って」
「…なっ…童貞とか言うなッ!…」
「それに、いきなりエロブルーレイは刺激が強いかなって。ソフトなプレゼントにしたつもりだったんだけど……」
「…………………」
「…ダメだった?」
「こっ…こんな、はしたないプレゼントいるわけないだろッ!」
「あっ、僕があげたプレゼント、床に叩きつけないでよ!」
「そんなもの、俺には必要ない」
「ルルーシュ、君はッ…」
「だから、それはお前が持って帰れ」
「ルルーシュ、君は人の好意を無下にするつもりなのかい?」
「なに…?」
「…仕方がないな。じゃあ僕がこの官能ってなんなのか、君に実地で教えてあげるよ」
「…あ、ハァ…?」
「僕たち、友達だろ?」
「いや、ちょっと待てスザク!なんで俺の服を脱がすんだ!?」
「え?だって頭で覚えたって経験してみないと、色々わからないだろ…?」
「ほぅわ!?どこ触っているんだ、スザク!やめろッ…」
「ごめんね、ルルーシュ。ルルーシュはいつも、どんな事でも頭で覚えようとして、だけど実際何も経験も体感もしていないから、肝心な所が…わからないままだし…」
「やっ…ぁっ…… 」
「ルルーシュの友達である僕が、ちゃんと…教えてあげなきゃダメだったのに…」
「なッ…何を言っているんだ?……スザクッ……」
「大丈夫だよ、ルルーシュ。やさしくするから…僕にまかせて?…」
「…やっ…ぁぁぁああ」
こうして俺は誕生日に、スザクによって何かを失い何かを学んだ……。
ルルーシュHAPPY BIRTHDAY♪