NOVEL

□家族に挨拶しに行こう!
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家族に挨拶しに行こう!
テイトと公式に付き合い始め役半年、追い詰めてほぼ一年。「両親に挨拶しに行く〜☆」って言ったら真っ赤な顔であたふた慌て始めた。最初は嫌がっていたが漸く頷いてくれた。
何れ結婚するんだからちゃんと挨拶しなきゃって言ったら又落ち着かなくなってしまう。テイトを内心で可愛いと何度も告げながら一気に捕まえて抱きしめる。
「きっとうまくいくよ〜★」
沿う耳元で息をかける。テイトは恥ずかしさの余りヒュウガの肩に顔を埋めた。
可愛いな〜。テイトをこんなに可愛く育てたんだからきっと優しい両親なんだろうな〜。楽しみだな〜。
ヒュウガはテイトの事で頭いっぱいだ。

―――そして翌日…


何てでかい屋敷なんだ!
ヒュウガは門の前で固まって動けなくなってしまった。
「ヒュウガ?」
如何したの?と可愛く首を横に曲げて尋ねる。其れを見て少し体が柔らかくなったのか何とか返事が出来た。
「な、何でもないよ!」
ほんとに?って聞かれると大丈夫だと強がる。
確かにテイトはお嬢様育ちだとは思ってはいたけれどこれは無いだろう!?
自信が一段落する。こうなると知っていたらもっと家の事情を聞いとけばよっかた。テイトは話そうかと提案したがヒュウガ自身が当日まで秘密で居たいって断ってしまった。取り敢えず自分が持っている一番良いスーツ着て良かった!っとホッとする。
呼び鈴を押すと190cmの金髪大男が大門を開けた。目付きは悪者・殺し屋プロみたいで、たくましい筋骨の持ち主だ。自分の上司程ではないが何か怖そう。使用人か家族かは分からないけど取り敢えず挨拶をする。
「はじめまして、親友のヒュウガです、お邪魔します。」
「おう、フラウだ。家のテイトが世話になっているな。」
父君だったんだ。あんまり似ていないな。沿う考えながら傍の茶室へ招かれる。余り続かない会話を少しで長引く様にも努力するけどそれ程効果が無い。(次いでにヒュウガはエロ本何て話そうとしなっかた(笑))やはりどっかの馬の骨ってでも診られているんだ。
仕方ないよね〜
こんなに可愛い子を嫁に何て出したくないよね〜
父親が駄目なら母親の方は如何だろう。
「あの、母君の方は…」
「俺が母君だ。」
「はい?」
「紹介します。母のフラウです。」
誰でも驚くよねって傍に座っているテイトは可笑しそうに笑う。
「アハハハ、そうだったんですか」
これが母だったら父親はどういう者だろう。
無表情で監視さていると感じて本格的な話題を話す事にした。

「あ、あの、テイトさんと結婚前提でお付き合いさせてください!」
思い切って頭を下げた。

「貴様は其処で何をしている。」
冷たい良く知る声がシーンとした部屋に響く。其れを聞いてヒュウガは飛び上がって叫んだ。
「ア、アヤたん!?」
屋敷の階段で降りる途中の様だ。上司が突然顔を現した。まるで自分の家に居る様にふだん着を身にしている。スーツを着ていないアヤたんは珍しいけど今は其れ所ではない。其れに物凄く冷厳な目で睨まれている様な気が…
「アヤ兄を知っているんですか?」
「アヤ兄って…若しかしてアヤたんがお兄様って言うわけ!?」
「う、うん」
テイトは頭をコクンと頷いた。兄は居るとは聞いたんだけどそれが自分の上司だったなんて。
「誰がお兄様だ」
「ア、アハハハハ…」
「貴様等にテイトは嫁に渡さん」
「アヤ兄!」
「騒がしいじゃないか」
奥の部屋からある年上の男が出てきた。何処かで顔を見たことる様な…
「ミ、ミロク様?」
思い出した!たしかこの国一番の大学の理事長ではないか。テレビで良く出て来たから顔は知っていた。何でこんな偉いさんがテイトの家に居るんだ?顔が良く似た別人とは思えない。
「祖父のミロクだ。」





ちょッ、ちょっと待ってよ―――――――――――!



_______
(暴笑)ヒュテイでした!母はSupreme Sugarでフラウに決めていて、アヤテイが好きな私がアヤナミ様とテイト君の兄弟設定を読んで物凄く気に入ったんです!兄・母だけじゃ何か物足りなかったから祖父のミロク様もご一緒に…
双子の兄に大好きなミカエルの瞳も考えたんですけどまあこんぐらいで良いかっと思って此のままにしました。フラウに合う父親何て思いつけませんでしたのでそちらもパス。で、テイトの性別はどちらだったんでしょう?どうでもいいや。何か面白い家庭ですね。(笑)因みにアヤナミ様が引っ越していないのはテイトが家に居るからだと思います。(これでヒュウガは痛い目に遭うだろうな…)
親への挨拶仕方なんて大体しか分からなかったので短文を書く時は「両親への挨拶ガイド」を読みながら書きました(ああもう笑いが止まらない)
Up: 2009 2 10
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