小説

□朝2
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思い当たった出来事といえば、
同じクラスメイトでパパがいるっていう話を以前聞いてリアルに想像したことで夢をみたのかもしれないと少し頭を掠めた


よく学校で話をする香織はある日私の肩をトントンっと叩いて

振り向くとなにやら香織は嬉しそうにニタニタした表情をしていた


見て見てっといってきた
香織の首には新作のブルガリのネックレスがついていた。

ネックレスは香織に似合っているシルバーが光っていて新しい


優「それどうしたのっそれブルガリじゃん」

と聞いたら、

香織「へへへ買ってもらっちゃった」っとニコニコしながらいう


香織「大ニュースがあるんだ 優ちゃんあのね実はさ…パパできたんだよねえ」


優 「え?どこで見つけたの」


香織 「みんなには秘密にしてね、へへ未だ誰にも言ってないの」
 
香織 「あのね・・・実はテレクラ」


優  「えーー!」純情そうなのにこんな子にパパ??なんでテレクラなんてしなそうなのにっと確かにその話は強く印象に残っている 

香織とはよく恋愛話をする仲間で
特徴はおっとりで長い黒髪がさらさらしていて少しボケっとしている所が憎めないような子である 


男子からもラブレターをもらうっこともしばしばあったりで

「優ちゃん相談のって」
と寄って来る親しみやすい子でお互いの秘密をたまに交換しあう仲でもあった。


犯罪じゃん危ないないなあ〜勇気あるねって私が言ったら香織も危ないでしょっ!

と自信がある様にいうから2人で笑っていた記憶が残っていた。


 けど、香織のパパを見たわけでもないただ聞いただけだったし

今の所、香織とはメール位しかやり取りしていない香織と夢は無関係すぎる 何かんがえてるんだろうあたしは…

分析した所で思い当たる節はみつけられず時間は過ぎていた


 いつからうなされてるんだろう…悪夢 

夢は夢でしか過ぎないってわかっているが
うなされるのは 朝からさすがに疲れてしまう。 しかもこんな話、誰にもいえないじゃんか…

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