ミンナナカヨシ

□アリスのお茶会
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新しく作り上げられたコムイが開発したコムリンは
異様なまでの強さを見せた

そもそも、だ

あのコムイが、3人相手に
テスト運営のためだといいながら
勝負を仕掛けてきた段階で
彼らはその危険に気づくべきだったのである

「もし負けたら、僕の言うこと聞いてもらうからね?」

乗り気でなかった彼らに火をつけたのはこの言葉
ちなみに、拒否をしても
敵前逃亡とみなされ『負け』扱いだと言われれば
今までのポンコツから想像するに
さっさと破壊してしまった方が平和だろうと
3人が共通で思ったのもうなづける

「仕方ないですね…」

「コムイの言いなりなんで、何言い出すかわかんねぇさ…」

「ちっ…めんどくせぇな…」

かくして、新型コムリン対3人の
妙な戦いの幕開けとなったのだ
が…
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