赤い兎と黒いネコ

□泉のある街
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アクマの被害があった村からの報告を受け
側にある街に被害が及ぶ前に、アクマを撃破すること
それが今回の任務だ

列車から降りると、緑の香りがすがすがしく鼻をくすぐった

「い〜天気さぁ〜」

街に続く道を歩くラビは、両手を頭の後ろに組み
とても上機嫌な様子だ
その後ろを歩くユウは、ラビと正反対な表情で歩いてくる

「遊びにきてるんじゃねぇんだぞ…」

不機嫌そうにつぶやかれ、ラビは振り返る

「ユウは相変わらずさぁ〜…」

「名前で呼ぶな!」

首元に一瞬六幻を突きつけ、ユウはラビを追い越して歩く

「またまた…テレちゃって…」

めげずに笑みを受かべると、ラビはその背中を追った
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