Dream
□護ってくれて…・中編
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すぐにだった――…
あいつに会ってすぐに…
見てると危なっかしい奴でよく心配になってた
可愛いくて
いつもは明るいのに
男の前になるとビクビクしているとこも可愛くて
人の顔と名前を覚えるのが苦手な俺が、あいつのことはすぐに覚えられた
知らない間に俺はあいつでいっぱいだった…
こんな気持ちは初めてで
どうすればいいのか、俺には検討もつかなかった…
――…ただあいつはモテる
そのうえ
男嫌いなあいつの目に俺が映るなんてないことぐらいわかってた…
それでも諦めることなんか出来なかったんだ――…
、