Dream

□護ってくれて…・中編
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入学式を終え、
嬉しいことに席が一護の隣になった咲音


珍しく…というより、初めて咲音から一護に話しかけた



「黒崎くんもここの学校だったんだね」


「…受検の時に気づかなかったんかよι」


「…え?受検のときいたの?!」


「いたの?って当たり前だろι」




さすがに受検の時はいっぱいいっぱいだったため気づかなかったのかもしれないι

もしくは教室が違ったか…




それにしても派手な一護が目に入らないとは…w



一護は一護で
あの頭でよく高校に受かったものだι
















――…でも
黒崎くんと同じ学校でよかった…


あれで最後だと思ってた


この学校を受けて
本当によかった…









運良く一護と席が隣になった咲音は


一護と少しずつ話すうちに
男嫌いが一護の前だけで少しずつなくなってきていた
















まだ少し抵抗はある












だけど一護は咲音が思っていたより優しくて…











…大好き…













想いがだんだん募っていく













気持ちを伝えれば何が変わる?












もしこの関係が崩れてしまうくらいなら
このままでいい…
















やっぱり怖い…













これ以上好きになっていくことが

















あなたはあの時のこと、覚えていますか?




私はきっと忘れることなんてできない…




少なくとも
あなたを想っているうちは……




また、私を助けてくれますか…?






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