Dream
□好きと言われたい
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私が自分の気持ちに気付いたのは
冬獅郎が十番隊隊長になってすぐだった
異例の速さで隊長になった冬獅郎は一気に有名になった…
そのおかげで冬獅郎の人気も一気にあがった
それがなぜかすごく嫌だった…
きれいな人が冬獅郎のまわりにいっぱい集まって
どんどん私の入れるスペースがなくなって…
冬獅郎がすごい離れていく…
それがなんか心細かった
ただそれだけだと思っていた
だけどわかったの
それは違うって…
真央霊術院にいたときから友達だった私が
久し振りに冬獅郎と2人で話せたとき、すごい胸が高鳴ったの…
その時はじめて気付いた…
あぁ、私はこの人が好きなんだって…
私たちは今でもたまに2人で会う
そう、それは友達として…
、