◆interest family◆

□望み
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黒と白は紙一重。

わかりやすく黒を悪、白を正義として人間に例えてみよう。


頭が全て悪で埋まっている人間なんていないし、心が全て正義で満たされている人間も決していやしない。
どんなに極悪人に見えたとしても思考をしている時点でそれは白に成り得るし、思考を捨てた悪はもう人間ですらないただの獣だ。獣になったらもう人間には戻れない。思考をしないのだから。
また善人は善人過ぎるほど真っ白で黒く染まりやすい。油断をしない、周りを疑わないことこそ白だからだ。

だから人間みーんな灰色。黒に近かろうと白に近かろうと結局は灰色。それこそ悪と正義は紙一重。
黒と白は正反対に見えるけど、こう考えると大差はないんだ。


こんな事を考えてるオレから見れば、世界なんかホント馬鹿らしい。
色々な人間を見てきたけど、どれもヘドの出る程下らないそればかりだ。

ニンゲンは腐っている。大量発生して地上に寄生し、地球上のもの全てを共に腐らせ皆それに気づきもしない。
地球環境を護ろうなんてそれはエゴだ。地球はお前らさえいなければ勝手に自分で環境を整備できる。
むしろ環境破壊だとわかっていてわざとゴミを川に投げ捨てたり、排気ガスを撒き散らしている奴らの方が自分が害だと判っている分ましだ。



受ける側にとって、害か否か。それが正義と悪を分ける一番わかりやすいもの。


そんなことを言ったら今や、ほとんど悪しか存在していない。

ー…オレも悪か?
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