◇幾何学◇
□共に
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「……ん..」
ー…此処は、、、リーバーの家..か。
起き上がって、部屋を出る。
「あ、今頃起きたのかよ。ユウ、早くしないと遅れるぞ。」
「……おぅ。」
「俺は先に行くからな。鍵、閉めとけよ。」
「分かってるって。いい加減、ガキ扱いすんな。」
「俺から見ればまだまだガキだ。」
「…おっさんのセリフだな。」
「なんだと……まあいい、じゃあもう行くから。遅刻だけは止めてくれよ。」
「はーい。」
ーリーバーは、いつも、どんな時でも俺が押し掛けたら笑って話を聞いてくれて、俺の部屋まで作ってくれて、それでも時には厳しくて、…優しくて..俺が1番頼りにしている奴。
でも、やっぱり頼り過ぎている気がするんだ
…俺は、何でこんなに弱いんだよ..
もう..疲れすぎ、た。
もっと強くなれたらな...