*頂捧・企画*

□並盛学園、愛の試験
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*山ツナ*
*ほのぼの切
*魔法学園モノ









ここ、並盛学園は少し変わった学校だ



「あの木まで競争だ!!」

「望むところだ!!」



学校で一番大きなモミの木まで、箒に乗って飛んでいったり



「クァレナオキオ、大きくなぁれ!!」

「ヨインラドゴデ、出よドラゴン!!」



杖を振って猫を大きくしたり、ドラゴンを召還したり



『今日ノラッキーカラーハ、ドス紫ヨ!!』



喋る花が占いをしたりと……


このように並盛学園は少し……訂正しよう。かなり変わった学校だ
はっきり言えば魔法学校なのだ!!


そんな学校の中庭に少年が1人



「はぁ……。今日も失敗しちゃった……」



彼の名前ら沢田綱吉、通称ツナ
学校一の落ちこぼれとして有名な生徒だ



「だいたい何でオレこんな学校に通っているんだろ……」



ここの生徒のほとんどは小さい時から魔法学校に通っている
だがツナは小学校まで普通の学校に通っていた


しかし、中学入学前に突然魔法使いの格好をした赤ん坊が現れ、

「お前は魔法の国、ボンゴレ王国の10代目の王になる奴だ
よって今日から並盛学園で魔法を勉強しろ」

と言われた



そしてここに連れてこられた


ちなみにママンには「寮制の学校に行っている」と言っておき、今はパパンと一緒に住んでいる。この学校は皆寮に住んでいるから、嘘ではない


あとパパンこと沢田家光はオレの友人だ



「ってリボーン!?いつからここに!!」

「"ちなみにママン……"のあたりからだ」

「はぁ?」

「気にするな」



でもこんな奴だが友達がいる

そいつは……



「おっツナ。ここにいたのか?」

「山本!!」



山本武。ツナと同じく小学校まで普通の学校に通っていた奴だ



「ちゃおっす」

「よぉ!!小僧も来てるのか」



だが山本はツナと違い、すぐに魔法が上達した
生まれながらに才能があるみたいだな



「どうしてここに?」

「ん?授業始まるから呼びに来たのな!!」

「お前ダメツナのクセに授業サボんじゃねぇ」

「あ痛!?」



乗っていた杖で叩かれる



「ハハッ、いつ見ても仲がいいなお前ら」

「え゙っ!?」

「まぁな。んじゃあオレは帰るから。ツナのこと頼んだぞ」

「おう、任せとけ。ツナ遅れるから行こうぜ!!」

「あ、うん」



二人は並んで校舎へと歩いていった



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