獄寺受け

□もしもオレが女だったら
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*雲獄*
*切甘
*現在


※獄寺が途中から女化します。苦手な方はバックして下さい
大丈夫な方は先へどうぞ








ガラガラ




「………隼人か。どうしたんだ?」



1時間目の始まり。保健室のドアが開いた
反射的にドアの方を見ると、そこには隼人が立っていた



「……ねみぃ。ベット借りるぜ」



オレの返事を無視してズカズカと入り、空いているベットに入った



「つーか今授業中だろ。サボリか?」


「いいんだよ。いつものことだから」



布団を口のところまでかぶり「昼休みの10分前になったら起こせよ」と言って眠りにつこうとする



「………お前男にしては可愛いよな」


「はぁ?」



シャマルのいきなりの発言にガバッと起き上がる



「な、何言ってやがる!?とうとう頭イカレたのか?」


「イカレてねぇ。本当のことを言ったんだよ
……お前女に生まれていたらもっと可愛いんだろうなぁ〜」


「…………寝る」



もう一度布団にもぐり、シャマルに背中を向け眠りについた



「女に生まれていたら……アレ使うか」









―――――――――――
――



「おーい隼人。もうすぐ昼休みだぞー」


「……ん………(アレ?なんかオレ声が高いような……)」



目をこすりながら上半身を起こす



「……何だよ。オレの顔に何か付いているのか?」



さっきからシャマルは隼人の顔をじっと……というよりニヤニヤと見ている



「やっぱりオレの読みは間違ってなかったみてぇだな」


「へっ?えっ?」


「ん〜でもオレはもう少し大きくてもいいんだけどな………」



視線を顔から首、鎖骨、胸へと移しながら言う



「でも隼人だからまぁいいか」



そう言った後シャマルの右手が隼人に伸び





むにゅ、もみもみ





ないはずの胸を掴み、数回揉んだ



「ヒ、ヒキャァァァ!?」





ガラガラ





「隼人!!」



叫び声を聞いて雲雀が保健室に入ってきた



「ヒ、ヒバリ〜」


「どうしたの隼人!!(ワオ、なんか今日の隼人声が高いな)」



シャマルから離れ、急いでベットから抜けて雲雀の方に走り




むにゅ




抱きついた



「(……アレ?今むにゅって言ったよね?)大丈夫隼人?」


「グスッ、ヒバリィ……」



隼人は涙目で雲雀を見上げる。雲雀より若干低い為、自然に上目遣いになる



「///………ねぇ隼人ってこんなに小さかったっけ?」



確か僕と隼人は1cmしか違わなかったはず



「い、言われてみれば……。なんか今日のヒバリすごい高く見える」


「(一番気になるのは僕の胸に当たっている柔らかいものなんだけどね)
ねぇ、僕の大事な隼人に何したの?」



雲雀は左手を獄寺の腰にまわし、右手でトンファを構え、軽く忘れられていたシャマルを睨みつける



「ん?オレはただ眠いって言った隼人にベットを貸して、寝ている間に女化病を持つコイツを首筋にチクッとしただけだ」


人差し指に蚊を乗せてそう答える



「………って思いっきり何かしてるじゃねぇか!?女化病ってまさか……」


「……女の子になる病気みたいだね」






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