獄寺受け

□もしもオレが女だったらVer.シャマ獄
2ページ/5ページ




思い出したぜ。確か男にしては可愛いとか、オレを女の子にするとか。そんなようなこと言っていたな



「つーか本当に女にするな!!早く男に戻せ!!」


「………ヤダ」


「ヤダじゃねぇ戻せ!!」


「いいじゃねぇか。可愛いんだからよぉ」



そう言うと隼人はいきなりベットから立ち上がる



「………教室に戻る」


「はぁ!?何でだよ」


「10代目のところに行くんだよ!!もうすぐで昼休みだろ」



保健室の扉の方へ歩いていく



「そうだけどさ……」


「それに午後から体育があるから、10代目のサポートをしてさしあげないといけねぇんだよ!!」



じゃあな。そう言って扉に右手をかける



「おい待て隼人!!」



それを阻止するべく、シャマルは隼人の左腕を掴んだ



「お前今女なんだぞ。その格好をボンゴレボウズ共に見せたら……」


「大丈夫だ。10代目なら話せば理解して下さる」


「(そういう意味で言ったんじゃねぇ!?)」


「だから離せ!!」


「分ーかった。戻してやるから」


「本当か!!」


「条件付きだがな」



シャマルは隼人の手を離す



「その病気は正反対の男化病で治るが、早くても明日の朝しか戻らねぇ」


「明日の朝?」


「そうだ。で、条件だか………お前が戻るまでオレの側にいろ」


「なっ!?そ、それじゃあ10代目のところに行けねぇじゃねぇか!!」


「別に行きたかったら行けばいいさ。お前が戻らねぇだけだけどな」


「ゔっ!?…………わ、分かった。お前の側に居ればいいんだろ!!」



「そうだ」



シャマルは満足げに目を細めた



「(他の野郎に見せるてたまるか)」









「ほら、これ貸すから着替えろ」



男化病を打ったあと、戸棚の引き出しから綺麗に畳まれた白衣を一枚出し、隼人に投げる



「全身汗だくで気持ち悪いだろ」


「た、確かに。何でオレこんなに汗かいているんだ?」


「女化病のせいだ。女化病ってのは体の構造自体を変えるからな。簡単に言えば、某名探偵漫画の体がちっさくなる薬みたいな感じだな。分かったらさっさと着替えな」


「お、おう。…………」


「ん?どうした隼人」


「……着替えるから出ていけよ」


「いいだろ。元は男なんだからよ。別に気にしなくても「いいから出ていけ!!」



無理やり保健室から追い出し、鍵を締めた






次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ