獄寺受け

□君の体は僕の物
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*雲獄*
*微ギャグ甘
*現在




※若干雲雀が壊れます







最近――僕と隼人が付き合い出してから――隼人は僕の前で煙草を吸わなくなった


付き合う前は僕がいくら注意しても吸っていたのに……


何でだろうな?









「……だよな、獄寺」

「うるせぇ!!それでですね、10代目……」

「うん」



「(ん、隼人が来た!!)」



昼休み。いつものように屋上の給水タンクの上で昼寝をしていたら、いつものように隼人+草食動物がやって来た



「(いつも僕ここにいるのに隼人気づかないんだよね。まぁ鈍いから仕方ないか)」



そう思いながらじーっと隼人のうなじを見つめる


今日は暑いからか珍しく髪の毛を結んでいる。おかげで隼人の綺麗な綺麗なうなじが丸出しだ
(他の奴らにも見られているんだよね?……本当隼人は無防備すぎ)



「……はっ!?いけないいけない。もう少しで原作の僕のイメージが崩れるところだった」



僕は急いで隼人のうなじから目をそらした






「……!?(アレ?今ヒバリさんの声が聞こえたような……)」

「ん?どうしたのな、ツナ?」

「10代目?」



軽く冷や汗をかいているツナに山本と獄寺が聞く



「あっ、何でもないよ」



体の前で手をブンブン振りながら答える



「それよりもうすぐ昼休み終わっちゃうからさ、早く食べないと……」

「そうッスね」

「そうだな」



3人は食事を再開した






「(もしかして沢田、僕がいることに気づいたかな……)」



僕はまたじーっと隼人のうな……隼人を見つめる



見つめていたら……隼人がいきなり立ち上がった



「10代目!!オレ今から煙草吸ってくるんで。先に教室行ってて下さい」

「あ、うん。分かった」


そう言うと隼人は草食動物から離れ、フェンスにもたれるように座った
胸ポケットから煙草を出し、ライターで火をつけた



「(隼人が自ら沢田から離れるなんて、珍しいな)」



沢田の忠犬なのに(くやしいけどね)



「じゃあ獄寺くん。オレ達行くね」

「はい、お気をつけて」

「また後でな、獄寺」

「山本!!オレがいない間お前がしっかり10代目をお守りしろよ!!」



ツナと山本は屋上から出ていき、残ったのは獄寺と雲雀だけになった



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