獄寺受け
□たまには
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「本当に、本当にヒバリなのか?」
「さっきも聞いたよね、それ
僕は、隼人がとっても大好きで仕方ない雲雀恭弥だよ
隼人どうしたの?いつもより天然チャンだけど大丈夫?
……もしかして頭ぶったとか」
「(天然チャン?)それはお前だろ。いつもと違うけど……変なモン食ったか?」
「分かる?」
雲雀は嬉しそうに獄寺に微笑みかける
「変なモノは食べてないけど、前髪を少し切ったんだ
隼人以外誰も気づいてくれなかったからな……嬉しいよ」
「ってそこかぃ!?」
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「……お前マジでどうしたんだよ」
「何?僕はいたって普通だよ」
今ヒバリはソファに座り、自分の膝の上にオレを乗せている
「普通じゃねぇから聞いているんだろ!!」
「……もしかして隼人照れてる?」
「は、はぁ//そんなんじゃねぇよバカ!!」
嘘だ。本当はとても恥ずかしくて、可能であれば今すぐ穴に入りたい
普段こんな事しねぇし、こんなにも密着しねぇからな……
たぶん、いや今絶対顔が赤いな
「クスッ、隼人は本当に可愛いな」
そう言ってヒバリは撫でた
オレの太ももを
「………ってどこ触ってるんだ変態ィィィイ!!」
「変態?もしかして変態南国果実かぃ!?」
「違うお前の事だヒバリ!!」
素早くヒバリから離れて距離を取る
「アレ?おかしいな。僕隼人の頭を撫でたつもりだったのに……」
「どうやったら間違える。どうしたら頭と太もも間違えるんだよ!!
おかしいのはお前の頭だろ!!」
「そんなにこの前髪僕に似合わない?
少し切るのに失敗したからな……」
「だからそこじゃねぇェェェ!!
つーかそれお前が切ったのかよ!!」
叫びながらオレは後ろに下がっていく
何故なら手をわきわきしながらヒバリが近づいてくるからだ
「く、来るな!!」
「照れなくてもいいよ」
「怖いんだよ!!」
「怖がらなくてもいいよ、ハァハァ」
「じゃあ手のわきわきをやめろ!!そして鼻息荒っ!?」
「怯える隼人も可愛いな、ハァハァ」
「だ、誰か……」
誰が助けろ!!
「クフッ、お呼びですか?」
「また変態増えた!?」
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